ライターに大切なのはお金? やりがい?

どうも、阿久津(@kidney0202)です。

伝えたいことが創作関連以外では中々なくて困っていますが、張り切って更新していきます。このブログについて、来年は考えていきたいですね。

具体的には、もう少し腎臓にシフトできればいいんですけど。ライター関係に関しては本で一通り述べましたし。本で基礎を学んだら、とにかく動くしかないですよ。ライターに限らず言えることですけど、とにかく手を動かすのが一番です。

そんな考えだから、特に二冊目を書くとか、セミナーで搾取するっていう気持ちにもなりません。普通ですね。要はそれだけ網羅的に書いたということですよ。

※あくまで新人向けです。ある程度ライターというものを理解している人は、専門分野を作るための書籍や、小説、辞書などを読んだ方が有意義です。


さてさて、筆が乗らないとは言え、読者も半数以上はライター関連の方だと思うので、重い腰を上げて記事を書きましょう。

ライターは金かやりがいか

このネタ、頑固な油汚れと同じくらいには擦っていますね。

・「お金のことばかり言うライターはいずれ消える」

・「仕事なんだから金は大事」

・「稼いだ自慢とか、聞いていて不快」

・「仕事はやりがいが一番」

・「綺麗ごとだけで仕事はできない」

上記はTwitterタウンのご意見です。金かやりがいかって、2ヶ月に一度くらいのスパンで出てくる話題ですけど、今日はこれについて考えていきましょう。

それに際して、先ず僕自身の考えについて明言しておきます。クライアントの方も見るブログでこういうことを口にするのは好ましくないのかもしれませんが、僕はお金が大好きです。

自著の中でも「ライターは生活をするための手段」と書いていますしね。けれど誤解しないでいただきたいのは、生活のために働いているからといって、雑な仕事をしているわけではないということです。

むしろお金が大好きだからこそ、仕事の信頼を勝ち取るため、常に丁寧な仕事を心がけています。目先の利益ではなく、長い付き合い、次の仕事、未来への投資に繋げるために、常にクライアントや、その先の消費者が望むものを模索しています。

稼ぎが上がれば、小説を書いたりチェスを指したり、妻と旅行に出かけたりする余裕も生まれます。自分を幸せにして、初めて人を幸せにできます。

ライティングで他人を幸せにしたいなら、先ずは一番近くにいる人を幸せにしなければいけません。そのためにはお金、健康、余裕、信頼といったものが不可欠です。

お金を求めることは悪ではない

お金お金というと、なんだか汚ねえものだと考えるのは日本人あるあるですけど、そもそもその考え方が一番汚ねえ。

できない人ほど、できる方法を考えずにできる人を妬む。稼げない人ほど、稼げる人を批判して稼ぐ方法を考えない。何も書けない人ほど、努力する時間を削って人を批判する。

お金に限らず言えることですけど、誰かのことを気にして、足を引っ張れる余裕がある人なんて本当に一握りです。

例えば会うたびにお金の話、口を開けば小銭が溢れ出てくる、足跡が$マーク、口癖は「もうかりまっか?」、体臭がピン札。ここまでくれば嫌ですけど、前提として仕事とお金の結びつきは強固です。仕事の話をしていれば、少なからずお金の話は顔を出すでしょう。

お金に一切興味がない人。生活基盤が整っていて、やりがい100%で働いている人。こんなケースは自分の周りでは少数派です。というかライターに関してはゼロです。

・メディアに共感できるから毎月10本、1万文字の記事を無料で寄稿しちゃう

・単価は0.01円だけど、クライアントの利益を本気で優先させたいと思っているからこれで満足

・取材案件で交通費はなし、文字起こし混み、報酬は500円。だけどやりがいがあるから満足だょ♪ 写真撮影もしちゃうね! 入稿も任せて★

上記は極端な例です。見て分かる通り、やりがいだ共感だっていう範疇じゃなくて、ナメられているし、搾取ですよね。でもお金を度外視したら、こんな感じです。

世の中の人がどうかは分かりませんが、僕の場合は働いたらお金が欲しいし、そのお金で家族を養いたいです。車のローンや生活費、保険料や税金も払って生きていかなきゃいけません。専業ライターでプロですから、望むだけではなく、お金を貰えるだけの仕事も当然します。同じように、プロだから仕事に対する利益を求めます。

そういう現実的な問題は置いといて、お金っていうのは人の評価だとも思っています。それも一番目に見える評価です。フリーランスのライターには上司も同僚もいませんから、オフィスで褒められることもなければ、クライアントの本当の評価も分かりません。

鼻くそほじりながら「いつも阿久津さんの記事の完成度には感心しております」って打っているかもしれないし、褒めちぎった次の日にぬるっと契約解除されることもありますからね。

だったらどうやって相手の評価を察するかって、報酬じゃないですか。それだけじゃないですけど、大きな要素だと思います。余談として元も子もないことを言えば、そもそも他人の評価なんてどうでもいいんですけどね。僕の趣味の創作なんかは芸術的分野ですから、他者の評価ではなく自分の理想を追求することが重要ですし。でも、仕事においては、体良く使われてボロ雑巾みたいに捨てられるのは嫌ですから、全く無関心なのも考えものでしょう。

結論として大切なのはやりがい?お金?

いや、普通に考えて両方でしょ。

なんでこれTwitterタウンでは定期的に話し合われているの? そもそも何故金とやりがいを比較するの?

目的地に辿り着くために、交通費が安い方と時間が早い方、どちらを選びますか? なるべく安く済んで早く着く方法を探しますよね。止む無く遠回りをして節約したり、高速に乗って時間を短縮したりすることはあるでしょうけど、取り敢えず両方取れる方法から探しませんか?

ここで双方の言い分に戻ります。

・「お金のことばかり言うライターはいずれ消える」

極論ですね……。

・「仕事なんだから金は大事」

ごもっとも。だけどお金を得るためには、取引先が儲からなければいけないし、もっと言えば自分がそこに貢献しないと意味がありません。お金が大事だと言うからには、言えるだけの実力、信頼を構築したいですね(自戒)。

・「稼いだ自慢とか、聞いていて不快」

こんなことをする人は論外です。社会人的なモラルを疑いますし、会社員として働いた経験がないのかと勘ぐってしまいます。関わりたくない。

・「仕事はやりがいが一番」

間違いない。ただ、やりがいというのは必ずしも社会貢献や世界平和だけではありません。お金をやりがいに働く人は個人でも会社員でもいるでしょう。僕も、稼いだお金で妻と出かけて、そこで見る彼女の笑顔が生きがいで、仕事のやりがいです。

・「綺麗ごとだけで仕事はできない」

その通りですね。

お金とやりがいは密接に関わりあっていますけど、そもそも比較するものではありません。関わりが深いからこそ、定期的にこの論争が起こるのかもしれませんけど。文筆を生業とするのであれば、こんな下らない議題にいつまでも取り合うのは止めましょう。基本的な国語力や論理的な思考力を疑われます。

フリーランスとして活動している方は、やりがいとお金の両方を手に入れられるようにしましょう。それを求めたからこそ、組織に所属する生き方を止めたんじゃないんですか?

お金だけ追求すれば仕事は入ってこないし、やりがいだけ追求すれば生活が成り立たない。でも、お金の話ばかりしている人がやりがいを追求していないとは限らないし、逆も然りです。生産性のない話題なので、僕もこれ以上薪を焼べることはしませんが、ネタがないので今回は特別に触れてみました。

また重い腰を上げられそうになったら、更新します。

よしなに。