フリーランスの単価交渉方法について話しますよ

どうも、阿久津(@kidney0202)です。

本日もブログを更新して参ります。

 

前回は久々のぽえみさん(@poetry15p)回でした。仕事関連アカとしてのtwitterデビューも無事に果たしたので、これを機に夫婦共々更に多くの人と繋がりが持てたら嬉しいですね。

今回は私の担当なので、また仕事関連の話題にします。

先ずですね、前々回の記事に対する反響が予想通り大きかったのですよ。相互フォローをしている方もライターさんばかりなので、やっぱりライターネタは需要があるんだなぁと再認識しました。

 

そんな事実に味をしめたので、今回のテーマはフリーランスの単価交渉についてです。

 

フリーランスの〜といっても、私はフリーのライターなので、話の中心はそこになります。だけど、正直フリーライター以外のフリーランスにも共通する部分が多いのでこのタイトルにしましたし、参考になる部分は多い筈です。

内容は初心者〜中級者を意識しているので、ベテランフリーランスには物足りないかもしれません。今後予定している営業やその他仕事関連記事も基本的にライトな層をターゲットにしているので、ご了承ください。

 

そしてスマホから見るにはちょっと長い記事なので、読むのが面倒な人はこの少し下にある目次から「実践的単価交渉術」をタップしてください。一応「単価交渉方法」はそこに書かれているので、その部分だけでも多少はためになるとは思います。

その内容に共感したり、参考になったと感じたり、プロセスが気になったりした方は他の部分もお読みいただければ幸いです。今回もぽえみさんが結構イラストを頑張ってくれたので、そちらにもご注目。

フリーランスが仕事を取る上で気にすることは

という滑り出しで始めます。パッと思いつくものとしては。

 

・単価(給与)

・クライアントさんとの相性

・そのジャンルやメディアの魅力と、それに対する興味

の3つが代表的なものだと思います。

 

「ちげぇし!」

 

という人もいるかもしれませんが、大人の対応でお願いします。

今回この3つの中で触れることになる単価の話題って、結構ナイーブというかタブーみたいな感じがありますよね。単価関連の記事をアップした後に、営業でこのブログを使うの気まずくないか、とか。

私は気にしませんけど。

 

あと、こういう記事を書くとどうしても

「単価よりも大事なものがある」

ということを言い出す人が出てくるんですよ。だからこそ先に言うのですが

 

そこはこの記事の主旨でも趣旨でもねぇし、そこを議論するつもりはねぇし! ちげぇし!

 

という感じです。ごめんなさい。気づいた方もいると思うんですけど「ちげぇし」言いたいだけです。

当然単価が全てじゃないし、魅力やらやりがい、将来性や義理人情も大事ですよね。

 

でも結論お金は欲しいし、そう思ったからページ開いたでしょ?

ということです。

何故を掘り下げる

何故を掘り下げます(唐突)。

何故単価交渉の話をする上でこんなに阿久津は前置きで守りに入るのか?

何故単価交渉ができないのか?

そもそも何故単価が上がらないのか?

何故割に合わない仕事を続けるのか?

何故そんなクライアントに固執するのか?

何故阿久津は「ちげぇし!」を言いたがるのか?

 

前々回の記事でも書きましたけど、成長するには何に対しても考えること、疑問を抱くこと、調べることが大切です。

僕が以前勤めていた会社は年功序列、居るだけで役職がついたり給料が上がったりするぬるま湯、元いプールでしたけどフリーランスは黙っているだけ、ぼーっとしているだけでは成長できないんです。

 

皆さんも日頃から何故何故何故と繰り返す習慣、そして調べる習慣をつけましょう。

子どもが無邪気に「何故」を繰り返して母親を困らせるが如く。クライアントを困らせては駄目ですけどね。

で、単価交渉の話は?

します。しますよ。しますってば。もう少しだけ頑張ってください。

単価交渉のやり方を知らない、知りたいという人がこのページを開いている。少なくとも私はそういう前提でこの記事を書きます。

「ちげぇし! 純粋な阿久津ファンだし」

「ちげぇし! 叩いてやろうと思って覗いただけだし」

「ちげぇし! たまたまTLで流れてきたから暇潰しに読んでいるだけだし」

「ちげぇし…………///」

という人はごめんなさい。

 

では何故単価交渉のやり方を知らないんですか?

という何故タイムに入ると、私なりの結論としては

自分の価値を理解していないからです。

自分の技術にどれくらいの価値があるのかを理解していないから人と交渉することもできないし、価値に合わせた交渉術も知らない。当たり前ですね。

例えば自分の文章レベルが1文字3円相当だと判断している人は単価0.5円の仕事は取りません。

でもライターさんの中には、価値が分からないから自分の持つ技術を低く見積もってしまう人もいます。「文章なんて誰だって書けるし……」みたいな。

そんな相手のことはクライアントも甘く見ますし、安く見積もります。自信のなさ、理解の浅さは文章越しでも分かってしまいますからね。

中には積極的に単価交渉を進めてくれる良いクライアントも存在しますが、基本的に外注費は安く抑えたいものですし、そう指示されるものです。

だから向こうも画面越しに感覚を尖らせています。

ライター側も、ある程度経験を積むと良いクライアント、悪いクライアントを嗅ぎ分ける嗅覚が研ぎ澄まされていきます。

これも文章上だけで大体判断できるようになるわけですけど、そう考えるとダレデモカケルと言われている文章の奥深さが身に沁みますね。

 

閑話休題、文字を大きくして価値の話に戻りましょう。

自らの価値を理解するには

結局ここで悩む人が一番多いんです。文章の価値って、中々はかりにくいですよね。周りと比較したり相場に合わせたりして落ち着く場合が多いと思います。

でもそれだとちょっと記事としての具体性に欠けるし、わざわざ時間を割いてくれた読者にも申し訳ないのでちゃんと方法も書いていきますよ。

【価値の理解をする上でのイロハ】

(イ)場数を踏む

この場数というのは

・提案の場数

・交渉の場数

 

の二つを指します。習うより慣れろというやつです。

「交渉の場数と言うけれど、そもそも交渉の方法を知らない人に向けた記事なのに、辛辣だし元も子もなくない?」

という意見が聞こえそうですが、やらなきゃ分からないこと、得られないことがあるんですよね。

急に凄く投げやりになりましたがご心配なく。記事を最後まで読み切れば、今まで何もできなかった人も何かしらのアクションは起こせる筈です。

 

(ロ)人の文章をとにかく読む。自分の文章を人に見せる。

これは文章を書く上での上達方法に通ずるものがありますが、客観的な意見を取り入れるのです。

「この文章は◯円の価値だね」なんていう正確にして、求めていた客観的意見をくれる人は中々いません。でも、手応えに繋がる感想を誰しもくれるものなのですよね。というより、人の感想からヒントを拾い上げるのです。

プロに見せることができれば理想的ですけど、文章に親しみが薄い人のフラットな意見を聞くのも有効です。

 

(ハ)自分が思うより少し上の案件に挑戦する

自分の価値を理解していない人は、能力を低く見積もりがちです。高く見積もっちゃうぜっていう人は、その自惚れを大事にしつつ実力も追いつかせましょう。

高いレベル、高い単価の案件に挑戦することで成功した時には自信に繋がりますし、失敗した時にも何かしらの課題を見つけることができます。

自分自身の力で価値を理解しつつ、同時に上げていく、という方法です。フリーランスはこれができないと厳しいんですけど、一朝一夕では難しいですよね。

 

また、必ずではないのですが単価の高い案件や、ドメインパワーを持ったメディアを運営し、ビジョンと課題が明確なクライアントは誠実で常識があります。そういう人達に揉まれながら交渉の感覚を養っていきましょう。

フリーランスとして、一人のビジネスマンとしてやっているつもりでも交渉の場面では急に小心者になってしまう人が多いです。そうならないためにも、価値を理解しましょう。

 

上記の点を意識するだけでも大きく違います。メルマガみたいな運びになりますが、ここから先をあわせて読み進めると更に違ってくるので、まだ時間がある方はもう一息お付き合いください。

単価交渉時のマインド

自分の価値をある程度理解したら、あとは交渉するだけですね。交渉ではクライアントに自分を売り込むという気持ちを持つのがポイントです。

売り込むということは、自分を雇ったクライアントがどのようなメリットを受けることができるのか紹介する、ということです。

単純に言えば“自分にできること=相手に与えられること”を分かりやすく且つ、魅力的に紹介してその上で擦り合わせるということです。

 

クラウドソーシングなどでは「提案」と書かれていても「応募」という気持ちになりがちです。だからこそ交渉をするという気持ちを強く持ってください。

それが出来ないから案件が進む毎に条件が増え、理不尽な修正が増え、結局契約になかった悪条件が足されてしまうのです。

 

プロとして自覚を持つことで、プロとして見てもらえます。個人だから弱い、法人だから強い、ではないのです。

ビジネスマンとして対等な扱いを受けるべきですし、そうしてもらえないクライアントとは結局合いません。

画面の向こうに一人の人間がいることを理解できないクライアントと付き合うのはやめましょう。

実践的単価交渉術(ドンッ!)

最後に単価交渉の簡単なポイントというか、有効手段をご紹介します。ここまで読んでいただきありがとうございます。超実践ですよ超実践(SEOおこぼれ狙い)。

 

1.なるべく早い段階で将来的な単価アップの有無を確認。上限まで聞ければ理想。

他にも掲載メディアの確認とか源泉、消費税、請求先名、担当者、記名の有無、大事なことはとにかく早期に確認してください。とにかく早期に確認してください(2回目)。がめついとか失礼とかを気にするのではなく、やるのです。

自分がいただくお金の話は自分で進める癖をつけましょう。

「聞かれなかったから言わなかった」という人はクライアントでも同僚でも配偶者でも友人でも店員でも他人でもゴロゴロいます。聞かない人、確認しない人が悪いというくらいの意識で動くといいです。

 

2.トライアルや自分で決めた期間を一つの節目にする。

トライアルが終わったところで合わない場合はお別れしましょう。トライアルがなければ自分で5記事、10記事や1ヶ月などの節目を意識して仕事を検討してみてください。

検討の結果感じたことがあればクライアントに伝えます。節目を設けることで連絡の動機が生まれるので

「本記事で10記事目の納品となりますが当初の契約と〜」

「契約から3ヶ月が経過し、私なりに考えた結果〜」

など話を切り出しやすくなります。勿論切り出す話は契約解消などのネガティブな話だけではなく、単価や雇用条件、受注件数、納期の見直しなども含みます。

顔が見えない相手の場合、なるべく密に連絡をとりましょう。そして当たり前ですが、トライアル期間はクライアントだけではなく、自分が判断する場でもあります。

 

3.メディアを持って、筆致や得意分野を発信する。

ライターが読んでおくべき本〜の記事にも書きましたが、強みのあるライターは強いです(語彙力)。

 

4.メディアを持ったら、具体的な契約希望条件を箇条書きでもよいので掲載する。

直接交渉の段取りをするのが苦手な人でも、この方法であればメディア経由のクライアントさんは向こうがこちらの希望を理解しているので、ある程度話が円滑に進められます。

 

5.文面での交渉が苦手ならばテレビ打ち合わせや電話など、得意な方法で雑談風にでも聞いてみる。

 

6.「お仕事をしたいです」という気持ちは大事だけど「ご提案内容を聞かせてください(それから判断します)」という気持ちをどこかに持つ。

応募やテストの結果、採用をしていただいても絶対に契約をしなければいけないわけではありません。

 

採用の次に「それじゃあ具体的な契約内容と、今後どれくらい継続してお仕事をいただけるのか。それと、現状貴社ではどれくらいまでの契約金交渉が可能ですか?(ぶっちゃけそれで納品件数が変わってきm……ごにょごにょ)」というのを嫌味なく伝えられるといいですね。

でも一番トラブルが少ないのは、応募とか提案の前にそういったことをお問い合わせすることです。クライアントも忙しいですから、お互い無駄を省く努力をしましょう。

 

上記の6項目だけです。ここまでで書いた「自分の価値に対する理解」が適切にできている人はちゃんと実践できますし、見合わない仕事があればそこに対して疑問を抱いて「このクオリティに対してこの単価ではおかしい」と判断できるようになります。

ライターとクライアントが対等な関係でお互いに気持ちよく仕事をこなし、ライターは仕事に対して妥当な報酬をいただけて、クライアントは支払った額に対して見合うだけの納品物を手にすることができる環境を目指していけると良いですね。

 

私も一ライターとして、一クライアントとしてそうあれるよう精進していきます。

 

よしなに。

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